ユーロナスカーのTV番組


日本のTV局と色々と話し合いましたが、現状、日本では難しいですね。

 新規コンテンツを入れるどころか、みなさん現状を維持するのがいっぱいいっぱいで。中にはTVコンテンツを売りに行ったのに『GWRさん、御社でウチの番組にCM打ちませんか???』なんて展開も実際にありました。
物を売りに行って逆に買わされた的な展開です。

 昨夜、遅くまで社長(家内)と話し合いました。その中で前から考えていたアイデア(それはむしろ奇策に近い)を説明しました。
 アジア圏でのユーロナスカーの放映権は我々が持っています。素材も全戦分全てあります。

そこで原点に立ち返りました。
 “そもそもTVが正しいのか?”と言う点から考え直してみたのです。最近のニュースですがこの様なニュースをよく見かけます。


日本では依然としてTVの力がもの凄く、ある意味、聖域化されています。それはインターネット関連企業でさえ、TV CMを打つと言う日本の特殊性がそれを物語っております。


 かと言って『じゃあTVが万能か?』と言うとそれもまた違う。そこで次のステップとして考えなければならないのはモータースポーツは普遍性があるか否か?と言う点です。
 私は職業柄、企画書を年がら年中作っています。そこには常にモータースポーツに対し“非日常的”と言うキーワードを使用している事に今更ながら気がつきます。言葉で言うなら“普遍”の反対語は“特殊”。まさにこの“特殊”を売りにここまで来たのがこのモータースポーツなのだと言えます。
 そうなるとメディアとして完全定着したTVと言うものはもうこれは普遍と言う他は無いでしょう。しかしこれはあまりにも情報の出し方がワンウェイであり、既得権益過ぎる業界ですし、元TVマンの自分が言う訳ですからここは間違えの無い事実でしょう。


 そこでネットは?と言う次のアイデアに行く訳です。これは普遍的になりつつあるも、その仕様は常に変化し、固定的なビジネスモデルもTVほどfixしていないマサに特殊なメディアツールと言えると考えています。
 そこで昨夜出したアイデアですが、『自分たちでカチっとした番組を作ってしまい、それをYouTubeで配信しようか?』と言うアイデアでした。詳細は省きますが、実況・解説もキチンと付けて完パケにする。音声を入れ替えればコチラのアジア圏でも放送できる。その予算は?と考えると、ここは企業秘密なので書けませんが、ある日本の先進的大手企業の手法が一番正しい、と言う結論に達します。
 さて、この手法から考えると冒頭の某TV局。『CM出しませんか?』が逆に有効なツールになるのではないか?と思うのです。昨夜の段階では「完パケ作ってもアクセス数がなぁ…」と言う問題を日本と言う特殊マーケットを考えると、なるほどTV CMか…と言う点に行き着きます。既に(去年のですが)見積もりも頂いているので、数字もある程度読めます。アタマをもう一捻りする必要がありますね。