たかがミニカー、されどミニカー

SPARKから贈呈された1/18の非売品スペシャルモデル 非売品で世界に4台のみ

 ミニカー(あえて1/43界隈を指す)界隈はいつも何かゴサゴサ音がする。自分は一度契約したら相手先を変えない主義の為、慎重に会社の経営状況を調べた上で2015年に同じマカオの会社(仮称)"フラッシュ"と言う会社と契約した。
 以来、その関係は良好で製品は毎年何か最低ひとつは出してくれているし、出す前にチェックをしにいったり、古いレーシングカーの情報をやり取りして、本業より全然趣味モード全開で楽しんでいる。
 ある時、日本のレースプロモーター(仮称)JRピガシ日本と言う会社から相談があった。『契約している会社が新製品を全く出してくれない』と言う事で『そっちのラインで何とかならないか?』と言ってきた。なのでフラッシュの社長の(仮称)ウィウィ氏を紹介し、具体的な話し合いに入った。そこで自分も含め驚愕の話しを聞く羽目になる。ピガシ日本は“ソボロ”と言う会社と契約していた。ソボロは過去、フラッシュで長年のあいだ製作していた。
 しかし分かるよね?納品すれど…で、ある。その額は半端無い数字だった。ところがソボロは『中国の工場がいい加減で…』とピガシ日本に報告している。もちろん痔程英にもそう言っているのだろう。
 日本にオフィスがあるフラッシュ。そんな話しはウィウィ氏の耳に入る。
そりゃあウィウィ氏は怒るよ。


 話しは変わるがいま、ある水産加工会社の役員に就任し、事業の再生を行なっている。8億円を超える負債だが、プロ中のプロが集まりものの見事な再建計画を手掛けている。負債がある会社でも、良いものを持っている会社はいくらでも再生できる。
 しかし一点問題がある。それは現社長が民事再生を嫌がっているのだ。理由は“みっともない”からです。そこでメインの債権者に対して出した結論は“五年間先延ばしする事”だったそうです。当時のこの決済を決めた方が今は役員になり、この方が定年退職するまでは穏便に…と言う“気遣い”だそうです。
 当然、こんなアイデアは一蹴されたとの事。なぜならメインの債権者は既に破綻懸念の分類先に指定していて10億円規模の引当金を当てているからです。普通なら他に回せる資金です。それを破綻するかもしれないと言うだけで引当金として置いておかないとならないのです。“みっともない”と言うただご自身の保身の為に、これだけ色々なところに負担が掛かるんです。
 そうじゃなくて一瞬は恥をかくかもしれないけれど、そのあとキチンと立ち直れば、それこそ賞賛されるじゃない?と、思う私はヘンなのでしょうか?
 もう作ってくれる工場もなく、毎回毎回、様々な工場をたらい回しになり、製品クオリティがドンドン下がっていると言う話しを聞く。みっともないと思っているのかな?再生するチャンスはいくらでもあるのにね?

   
 僕なら真っ先にあのスポンサーシップを止めさせるけどね。ビジネスの役に立っていなどころか、それが経営を圧迫しているのは間違いない。


 
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