方向転換


ミーティングの時間がなかなか取れなかった為、午前中を潰して今後の方向性の話しをした。

  1. 大きなスポンサーを失った事
  2. モータースポーツ関連用品のアジア全域の代理店になる事

 この二点から、British F3を含め、モータースポーツ活動をどうしようか?と、言う話しを再構築しなければならない状況だ。

 オーストラリアのS5000に関しては既にエントリーを済ませていて来週から再来週の間に発表される。三浦健光が最初のレースのオーストラリアGP。この日、WECの最終戦と重なるロベルト・メリはオーストラリアGPをパスし、シリーズ3~6戦のバサーストとサーファーズパラダイスに参加する。

 今、彼には2イベント、F2の代理出走のオファーが来ており、何とか走れる様にプッシュしている。このS5000はGold Wolf Racingとして久しぶりのエントリーで、自社チームとして活動するのは2014年初頭のMRF ChallengeのF2000以来となる。

 そこで引っ掛かるのがBritish F3だ。実はこのレースに元F1のブランディングチームでやる事になっており、既に契約書にもサインをしていた。しかしドライバーの資金が足りず、1イベントをパスする事で関係者が同意をした直後に、代理店の話しが来た。
 この代理店の案件が、会社としての当社には非常に大きな課題になった。アジア全域の代理店であるから、アジア各国に国ごとの代理店を設置する訳だが、その事と元F1のチーム名が何ら作用しない(契約上、使用出来ない)と言うボタンの掛け違いが発生してしまう事は、今の段階で容易に想像できる。そうなるとカネをわざわざ使って、何の効力も発揮しない〝Another Project〟を手間暇掛けてやる事になってしまう。

 この代理店の件は当社の名前で展開する事であり、元F1の名前でやる訳では無い。そうなると元F1のブランディングでのレース活動は〝何の為?〟と言うレゾンデートルの輪郭が霞んでしまうのだ。今日はそこを突っ込んで話しあった。結果、サインはしたがこの契約を下させて貰おうと言う事になった。契約の解除事項に該当する項目があり、すんなりと終わらせられるであろうと判断した。

 今夜、関係者の個々に電話をして説明する。その後、British F3をどうするのか?を調整する。実はこの〝Gold Wolf Racing〟のまま行く、と決めた理由の一つは、カラーリングデザイナーの力によるブランディング力にもその理由がある。


 と、言うのはS5000で依頼したカラーリング。まだ部分的に完全では無いが、この段階でも強い個性を出していて、自分達のブランド力を充分に発揮している。これと代理店は直結的にリンクする。手間も暇も掛ける〝理由〟が生まれる。コロナ禍で中々思う様に進まないが〝出来る事から手を付ける〟と言う地味な取組みで進むしか無いでしょう。