岩井君のプランニングについて



 上のカテゴリーが忙しく、なかなかジュニアカテゴリーに手をつけられないので、ここに私の考えをちょっとだけお伝えします。

【拡散お願いします】岩井君がブリティッシュF3のシートを獲得すべくスポンサーまわりを必死にしています。チームも状況を理解して、岩井君を焦らせる事無くシートを空けて待ってくれています。ぜひチャンスを与えてください。 

 ホンダの若手育成を見ていて分かると思いますが、『?』と思わせる事が多くありませんか?
  • “なんで牧野選手を(日本に)戻しちゃうの?”
  • “なんで松下選手をこのタイミングで欧州に戻すの?”
 みなが疑問じゃないでしょうか?
プレマ/セオドールの戦略を皆が日本語でリアルタイムで見るようになり、カートから四輪をはじめて4-5年経たずのドライバーがF1の玄関をノックするのを目の当たりに見る様になり、日本人ドライバーのステップアップとそのギャップを具体的に見る様になった。
 いわゆるステップアップがかなり可視化されたのではないでしょうか?岩井選手は本来は昨年、中国でFIA-F4を乗る準備をしていましたが、個体差が激しいカテゴリーであまり良くない車輌だった事。テストドライバー契約で無償で乗れていたスーパーFJと若干バッティングしていたので取りやめました。
 そして今年、彼本来の希望であるブリティッシュF3に昨年の暮れから話しをはじめ、現在、仮ではありますがシートを押さえてあります。
 今年の目標はずばりルーキートロフィーを獲得する事。そして来年はシリーズタイトルです。今年はサーキット行ってグリッドについて確実にフィニッシュする。“育てる”とはそう言うものです。
 2年のブリティッシュF3で成長できれば後はインターのF3でも何でも勝てるレベルで乗れます。ノリスやラッセルがそれを証明しています。問題はその間にどこの育成に入れるか?が勝負なんです。

  • RBなのか?(Not HONDA)
  • FDAなのか?
  • ルノーなのか?

 F3(リージョナルではない)に乗る前にそこに行かせなければ、その先は無意味なアクションになりますし、我々はそれは望んでいません。しかしだからといって私たちが何もかも手伝う。それは違う。セルフマネジメント能力を付けるのはドライバーの自己責任です。そこは助言しても手は出さない。原理原則です。そう言う訳で皆さんの応援、ご支援をドライバーにお願い致します。